株主優待、コロナ禍でどう楽しむ?

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こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスのオオノです。

 

当オフィスでは、2019年5月から毎月テーマを変えて

「超はじめてのマネー勉強会」と題して

これまで全くお金に関する知識もなかった人でも参加しやすいような

初心者向けお金の勉強会を開催しています。

 

当オフィスは2016年の創業当初から

一貫して【生命保険などの金融商品を勧誘・販売しない独立系FP事務所】として運営しています。

もちろん、勉強会に参加したからといって

何か金融商品などを勧めることは一切ありません。

安心できる学びの時間を提供しています。

 

さて、そのマネー勉強会でも人気の高かった「株主優待」について

今日は取り上げたいと思います。

 

 

 

株式投資株主優待は違う

 

私は、株主優待株式投資は別物だと考えています。

 

株式投資で利益を出す手法は色々ありますが

最もシンプルに言うと「安く買って高く売る」という仕組みで差益を生みます。

安く買うタイミング、高く売るタイミング、

初心者にはなかなか難しいものです。

(もちろん初心者でも出来る株式投資の方法はありますが

 それはまたの機会に・・・)

 

一方、株主優待は「楽しむ」という側面があります。

TV番組で有名になった桐谷さんは、株主優待を楽しむプロです。

株主優待を楽しむ為には、優待を実施している株式を購入し

あとは売却せず保有し続けるだけです。

企業によっては、優待と配当金どちらも発行しているところがあり

投資家は、ただ保有しているだけで良いという事です。

 

 

売るか、売らないか

 

もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが

株式投資株主優待の大きな違いは

「売るか、売らないか」です。

株式投資は、売ることで利益を出します。

株主優待は、売らずに保有することで利益を受け続けることができます。

 

では、投資の初心者はどちらがおすすめかというと

お察しの通り「売らずに保有するだけ」の株主優待を楽しむということです。

 

コロナ禍、どう考える?

 

さて、2020年初頭から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で

世界的に経済が不安定になっているのはご存知の通りです。

 

その影響もあって、2020年は株主優待の廃止や規模縮小が多く行われた1年でした。

 

というのも、株主優待は、企業が株主へのお礼の意味で

自主的に実施しているだけであり

株式会社の全てが優待を発行しなければいけない決まりはありません。

「自主的に実施」という点が、新型コロナウイルスの影響を受けやすかったのではないか、と推測されます。

もちろん、株式会社はその資金調達や企業の安定性をはかるために

株主を大切にしたいという気持ちはあります。

しかし、昨今のような先の見えない不況において

これまで通りの優待を続けることができない企業も多くありました。

 

影響を受けづらい優待選びのポイント

 

収束が見えない新型コロナウイルス感染症ですが

それでも私たちは日々生活をしていかなくてはいけません。

ささやかな株主優待の楽しみぐらい

いろいろ気にせずやってみたいものです。

 

廃止や縮小になりにくい株主優待があれば

やってみたいと思いませんか?

 

FPオオノが考える、

コロナの影響を受けづらい株主優待の選び方は

以下のようなポイントが基準です。

 

  • 自社製品を優待品にしている
  • 送料がかからないオンライン完結の優待品

 

一つ目の、自社製品を優待品にしている、という点ですが

自社の製造ラインでできたものを優待に活用するので、主に配送料程度で済みます。

これは、企業としても、外注で他社製品を送るより経費を抑えることができます。

自社製品を優待にしている企業で多いのは、食品メーカーなどです。

食べ物や飲み物などは、優待品の中でも人気がありますので

株主にとっても嬉しいですね。

 

二つ目の、オンライン完結の優待品は、そもそも送料がまったくかかりません。

たとえば、ある出版社の優待は、その出版社の発行している本の中から

好きな本を電子書籍としてもらうことができるオンラインコードの送付です。

自社製品に加えて、オンライン完結であれば、

これからも継続となる可能性が高いのではないかと推測します。

 

このようなポイントをふまえ

コロナ禍であっても、継続的に楽しむことができる株主優待を楽しんでみませんか。

 

初心者向けの株主優待を楽しむポイントには

他にも紹介したいコツがありますので

また近々こちらのブログで紹介しますね。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました^^