もうすぐ夏休み!子どもとお金の話をしてみませんか

f:id:fuyotakkenfpoffice:20210709102952p:plain

こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスのオオノです。

 

実は私、お金の仕事をする前は

幼稚園教諭と学童の先生として働いていました。

短大で幼児教育を専攻し、教諭キャリアは約6年です。

 

その後、お金の仕事について今年で12年目ですので

教諭時代のことは、遠い昔のような気もします。

 

しかし、大人向けのお金の仕事をしていくほど

幼少期の金融教育の大切さを痛感することが多くあります。

 

日本では

「子どもがお金の話をするのは良くない」

「お金は不浄のものだ」

など、子どもとお金の話をすることはタブー視されている傾向があります。

(もちろん全てがそうではありません)

 

子どもでも投資をさせるとか、お金の管理を任せるとか

そこまで本格的に求めなくても良いです。

 

まずは

「自分の持っているお金のなかで工夫して買い物をする」

という機会を与えてみてはどうでしょうか。

 

夏休みに、一緒にスーパーに行き

指定の金額の中で、子どもに買い物をさせてみましょう。

少し時間に余裕があるときが良いかもしれません。

間違えても、失敗しても、ここではOKです。

まずは

「子ども自身で、お小遣いの範囲で買い物をしてみる」

という経験を優先しましょう。

 

子どもが自分でじっくり悩んで、足し算・引き算をして、

ちょうどの金額で購入できた時の喜び。

予算がオーバーしたら「お金が足りないので買えない」という気持ち。

逆に大幅に予算を残した場合の「もっと買えたのになぁ!」という感覚。

 

これは、大人になってからの「お金に対する価値観」の形成につながります。

 

お金が足りなかったら買えない。

今持っているお金の範囲で、足りるように買う。

 

とてもシンプルですが、子どもも大人も

お金に対する向き合い方は基本的に同じです。

 

大人になれば、お金が足りなくても買わなければいけない場面も出てきます。

(住宅ローンやマイカーローンなど)

 

しかし、その場合でも

「足りなければ買わない・足りる分で買う」という基本の考え方は大事です。

 

ローンを組む場合でも

「いくらなら無理なく支払いができるか」を考える基礎になるからです。

 

子どもの、お金との向き合い方を見ると

大人もハッとさせられる部分があります。

こまごましたものをたくさん買って、しっかり計算をする慎重派か

小遣いのだいたいの範囲内で、大きなモノをドンと1個買って終わりの大胆派か

子どもの個性もみられて面白いですよ。

 

www.fsa.go.jp

金融庁のホームページには

子どもに人気の「うんこドリル」とコラボレーションした

面白くてタメになるコンテンツも準備されています。

 

来る夏休み、普段より少し余裕のある時間を使って

さまざまな角度から、子どもとお金について話してみませんか。

実際に経験してみることは、大切です。

 

是非おすすめです。

クレジットカードは魔法のカードではありません!

f:id:fuyotakkenfpoffice:20210707131406p:plain

 

こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスのオオノです。

 

7月に入り、ボーナスの使い道についてのご相談が増えてきました。

日々の家計管理がうまくいっている人は

是非、ボーナスを楽しんでくださいね。

 

しかし、日々の家計管理がうまくいかず

夏や冬のボーナスで【帳尻合わせ】をしている場合は

ボーナスで何か買い物をする前に

【今回のボーナスで、いくら使えるのか】をよく考えましょう。

 

さらに危険なのは

【すでにクレジットカードでボーナス払いを利用している】場合です。

 

夏のボーナスの金額が確定する前に、買い物をしてしまっているため

カード会社から請求が来たら、払うほか手段はありません。

たとえ、夏のボーナスが思ったより少なかったとしても、です。

 

※ここで、リボ払いに変更!などという安易な危険ルートはやめましょう。

 

当オフィスでは、なるべく「いつもニコニコ現金払い」を推奨しています。

今ある現金だけで家計管理をするのは、明朗会計!スッキリします。

現金払いを徹底するだけでも、家計はかなりスマートになります。

 

とはいえ、社会人ですのでクレカの1枚や2枚は保有しているでしょう。

 

では、クレカをどう使うか?というポイントですが

「クレカ払いは固定費の支払いのみ」をオススメしています。

 

固定費とは、家賃や生命保険料、固定電話代、通信費など

毎月の出費額が変わらないお金です。

必ず払う必要のあるお金で、毎月金額が変わらないものは

【いくら払うか、この先も一定である】ことから

金額がはっきりしています。

さらに、どうせ払うのであれば、クレカで払えば

ポイント還元などのメリットもあります。

 

一方、変動費でクレカを利用するのは、以下の理由からかなりリスクが高いです。

 

・クレカは後払いなのでリアルタイムにお金が減った感覚がしない

・請求額が確定した時点で、必ず払えるとは限らない

 

クレジットカードは、お金が湧いてくる魔法のカードではありません。

 

当然ですが、必ず後で払わないといけないお金です。

 

自身の収入を上回る買い物にクレカを使うのは、もちろん言語道断ですが

先の不確定な収入をアテにして、クレカで買い物をする行為は

先々の自分を苦しめることにもなります。

 

そう考えると、どんなに魅力的なポイント還元キャンペーンも、

とてもお得なバーゲンも

「今、現金がないなら、カードでも買わない」という決断も必要です。

 

クレジットカードは、付き合い方のルールを決めて利用すれば

とても便利なツールです。

 

是非ご自身なりのルールを決めて、

少しでも後悔のないお金の流れを作りましょう。

 

 

お金の優先順位をしっかりつけて人生を豊かにしよう

f:id:fuyotakkenfpoffice:20210607164404p:plain

こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスのオオノです。

 

今年でFP歴12年になる私は、お客様や友人からよくこんなことを聞かれます。

 

「オオノさんはFPだから、普段から節約して、めちゃくちゃ投資して、めっちゃ貯めてるんですよね!」

 

。。。とても答えに困る内容です( ´∀` )

 

「普段から」節約はしていません。

人よりちょっと節約のアンテナは感度良好です。

 

「めちゃくちゃ」投資していません。

私の身の丈に合った、分相応の範囲で投資をしています。

 

「めっちゃ」貯めてません。

これもまた、身の丈に合った範囲での貯金です。

 

このような私ですので

普段のコンサルティングでも、節約や投資、貯金の押し売りはしていません。

お客様のご相談内容に応じて、負担のない範囲で取り組んでもらうことはありますが

何が何でも節約しましょう!ということは決してアドバイスしていません。

 

なぜ、そうしているのか?というと

縁あって私のところにたどり着いたお客様には

「ご自身の人生を豊かにしてほしいから」です。

 

 

お金を使いたいポイントはなんですか?

明らかに、自身で「無駄遣いしている!」という自覚があるなら

まずそこを見直し、出費を減らすようにしましょう。

 

しかし、いろいろ工夫をして買い物をして

特に無駄遣いもしていないのに、なぜかお金が貯まらない…という場合

「これにはお金を遣いたい」というポイントをピックアップしてみましょう。

 

趣味?資格取得?何でもOK

 

これにはお金を遣いたい、というポイントは

なんでも構いません。

 

・趣味のためには遠慮なくお金を遣いたい

・資格取得のためには良い教材を買いたい

・長く乗る車が欲しいから中古車ではなく新車を買いたい

 

など、なんでもOKです。

 

私の場合、10代の頃から今も好きなアーティストに関連することには

できる範囲で惜しみなくお金を遣いたい、と思っています。

特に現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で

ライブ自体が開催されておらず、どうしようもないのですが

コロナ以前は、他の出費を削っても、旅行がてらライブに行くのを楽しみにしていました。

 

そのために、どこを削るか

 

「お金を遣いたいポイント」をピックアップしたら

そのために、どこの出費を削るか?ということを考えてみましょう。

 

少しでも出費を削るための方法には、このようなものがあります。

 

  • 買い物に行った先で、ちょっとした「ついで買い」をやめる。
  • 本当に今その買い物が必要か熟慮する
  • 買い物は計画的に。

 

買い物は自問自答してから

 

「ついで買い」をやめるのは、意外とすぐに効果が出ます。

2つ目の「本当に今その買い物が必要か」というポイントと組み合わせて実践すると

Wで効果が出ます。

 

「今いるのか?」「本当にコレじゃないとダメなのか?」と

自問自答をすることになるので

一種の修行に近いかもしれません。

 

しかし、パパっと買い物をするのではなく

ひとつひとつに自問自答を繰り返すので、

案外買い物の量が少なくなることが実感できるはずです。

 

買い物は計画的に

 

3つ目のポイントである「買い物は計画的に」ともリンクしていますが

そもそも在庫がまだあるのに、同じものを買ってしまうというのは

非常に「もったいない」行為になります。

トイレットペーパーや洗剤などは、期限がありませんから良いとしても

食材の場合は、食品ロスの観点からも、あまり好ましくありません。

 

物の管理、在庫の把握、これをふまえて買い物を計画的にすることは

ちょっとした工夫ですが、出費を削ることができます。

 

バタバタして買い物をしない

買い物に行くときは、時間に余裕をもっていきましょう。

バタバタして買い物に行くと、食材のダブリが発生したり

特売品を見つけることができず、割高な商品を買ってしまうことがあります。

 

自分のお金は自分の好きなようにつかいたい

 

一生懸命働いて得たお金は、自分のために有意義に使いたいものですよね。

誰にも、何か口出しをされる筋合いはありません。

 

しかし、毎月の収入は一定であり

なんにでもお金を遣っていては、破綻してしまいます。

 

お金の優先順位をつける

 

お金のつかい方の優先順位をつけることで

自分が本当に「お金をつかいたい」ポイントで

より制限なく使うことができます。

 

何もかの出費にこだわりを持つことは

とてもお金持ちではない限り不可能です。

 

少なからず、何にだったらお金を出しても良いか

自分なりのポイントをもって、お金を遣うようにしましょう。

 

むやみやたらに、なにもかも節約をすることも否定しません。

 

しかし、自分にご褒美を与えることや

「ここまでならお金を遣ってもよい」という基準を設けることで

ご自身の人生の満足度を高めることができます。

 

一度きりの人生、思い切り楽しみましょう。

自分の人生、決定権は自分にありますよ^^

 

少しでも、お役に立ちましたら幸いです♪

夏のボーナス!どう使う?

f:id:fuyotakkenfpoffice:20210601105615p:plain

こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスのオオノです。

 

早いもので、6月に突入しました。

 

6月中旬ごろから7月上旬にかけて

夏のボーナスをもらう人も多いのではないでしょうか。

 

今日は、ボーナスの支給状況の公的データも引用しながら

有効な使い道についても紹介していきます。

 

今回は、特に「投資に抵抗がある人」向けに書いています。

 

貯蓄するという点に特化した内容で

投資や運用以外の方法で、安心確実に貯蓄する方法も紹介しています。

 

是非最後までお付き合いください。

 

 

 

公的データに見るボーナス支給状況

厚生労働省「毎月勤労統計調査」のうち「令和2年・夏季賞与の支給状況」によると

民間企業の夏季賞与の平均額は、約38万円でした。

冬のボーナスも同等程度であることが多いため、年間賞与額の平均は約77万円程度であると推測されます。

 

民間企業におけるボーナスの算出基準には、企業の業績が大きく影響します。

 

2020年初頭から現在も継続している、新型コロナウイルス感染感染拡大の影響で

ボーナスの大幅減額や、支給がなかったという人もいます。

 

コロナ禍で使い道に変化が

コロナ後のボーナスの使い道について

興味深いデータがありますので、ご紹介します。

コロナ直後の2020年冬のボーナスの支給額や使い道についてのデータです。

prtimes.jp

このデータによると、コロナ直後の冬のボーナスの使い道として

男女ともに「貯蓄する」という回答が7割程度を占めています。

2位以下を大きく引き離して「貯蓄する」人の割合がほとんどです。

 

冬のボーナス支給後から、現在まで

新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えないことから

引き続き、来る夏のボーナスの使い道も

前回と大きな差異はないのではないか、と個人的には推測しています。

 

貯蓄するなら少しでも効果的に

 貯蓄する、とは、銀行口座に置いておく、ということを

イメージする人が多いのではないでしょうか。

 

もちろん、それも正解です。

 

銀行の普通預金口座に預け入れをしておくと

必要な時にいつでも出金でき、使い道が広く、助かります。

 

しかし、それで大丈夫でしょうか?

 

使い道が広く、いつでも引き出せるとすれば

「貯蓄」が「生活費」や「各種支払い」「遊興費」など

知らない間になくなってしまうこともあります。

 

このリスクを回避するために

貯蓄は貯蓄として、工夫して管理することが効果的です。

 

ひと工夫で効果的に貯蓄しよう

ここでは、あくまでも「貯蓄」に関してのおすすめです。

資産運用や投資に抵抗がある人も多いため

今回は、そのような内容のオススメは割愛いたします。

 

※資産運用に抵抗がない方、すでに投資をしている方は、

 少額でもよいので、ボーナスの一部を

 運用の原資に充てることをお勧めします!

 

貯蓄用口座を別に作る

給与やボーナスの振り込みや、日常的な支払いの引き落としに指定している口座に

そのままボーナスを残しておくのは得策ではありません。

貯蓄は貯蓄として、口座を分けましょう。

 

私のおすすめは、あおぞら銀行BANK支店の活用です。

 

あおぞら銀行のうち、インターネット専用口座がBANK支店ですが

全国のゆうちょ銀行ATMにて、無料で入出金が可能です。

さらに、普通預金金利が0.2%という高金利

(現在の普通預金金利は0.001%程度です)

 

このため、ボーナスのように一時的に大きい資金を入金しておくと

0.2%の金利がついて、少し増えます。

さらにゆうちょATMが利用可能なので

使い勝手もよく、万が一の出金時も安心です。

 

www.aozorabank.co.jp

 

定期預金口座で管理する

 

あおぞら銀行BANK支店は、金利も高いですし、使い勝手もよいのですが

つい引き出してしまいそうになる…と考える人もいますよね。

 

では、スタンダードに定期預金口座で

絶対に取り出せない口座にお金を入れてしまうのはどうでしょうか。

 

定期預金金利は、0.01%~0.05%程度で推移しており

ボーナス時期には、各金融機関から優遇金利の案内がある場合もあります。

最新情報をチェックし、自身が安心できる銀行にて

定期預金口座を開設し、一定期間引き出しができない仕組みで

確実に貯める方法を実践してみてはいかがでしょうか。

 

投資に抵抗がある人にはおすすめ

繰り返しになりますが

本記事では「増やして貯める」方法ではなく

投資に抵抗がある方でも「貯蓄する」方法を紹介しています。

 

そのため、金利は参考程度に掲載していますが

「低金利だから定期預金はやめた方が良い」という意見は受け付けません💦

 

運用や投資は、絶対に元本が保証されているという商品はありません。

その点で「自身の資産が減るかもしれない」という運用自体に抵抗がある人がいらっしゃるのは当然です。

 

私は、その気持ちを否定することは絶対にしません。

 

日々金融リテラシー向上のために、知識普及活動をしていますが

さまざまな意見があって当然だと考えます。

 

食べ物の好みがさまざまであるように

お金の使い方もさまざまであってよいのです。

 

本記事では、特に投資活動に抵抗がある人向けで

少しでも確実に貯蓄する方法を紹介しました。

 

もちろん、投資をしている人でも

並行して本記事の内容を取り入れても良いですね。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

損害保険の確認、バッチリできていますか?

f:id:fuyotakkenfpoffice:20210524143724p:plain

こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスの大野です。

 

今年は全国的に梅雨入りが早く

防災の備えの再確認を急ピッチで行っている人も多いのではないでしょうか。

 

防災の備えの確認と同時に、

家や車など、万が一に備えて加入している損害保険の確認はお済ですか?

 

「ウチは備えているから大丈夫」と思っていても

実は補償範囲の対象外だったということも、よく耳にします。

 

今回は、特に梅雨時期の大雨や、これからやってくる台風への備えについて

確認したいポイントについて紹介していきます。

 

 

 

正しくリスクに備えていますか?

 

損害保険に加入するとき、担当者にお任せになっていませんか?

もちろん、ある程度はお任せする方が安心ですが

せめて、加入している損害保険の内容の説明は

時間をとってきちんと聞くようにしましょう。

わからない部分は、何度も質問しましょう。

 

私は、生命保険や損害保険の販売を一切していません。

そのことから、完全中立で公平な立場で加入している保険を拝見します。

拝見した保険内容について、お客様にいくつか質問をしますが

ほとんどの場合「なぜこれが必要で加入したか覚えていない」という答えが返ってきます。

 

「担当者に良いといわれたから」

「これが最新の内容と言われたから」

「今、一番売れている保険と言われたから」

 

という答えも多いです。

 

しかし、

担当者が良いといっても

いくら最新の内容でも

たとえ今一番売れている保険でも

自身のリスクに正しく備えていなければ意味がありません。

 

このような内容を保険の担当者から言われた場合は

「では、我が家の場合はどうでしょうか?我が家には必要ですか?」

と、質問してみましょう。

この一言があるかないかは

本当に自身のリスクをカバーできるかどうかの分かれ道です。

 

いらない補償や特約は「いらない」

 

そもそもリスクがないのに「念のため」といって補償や特約を増やす必要はありません。

いらないものは、いらないのです。

 

リスクを考え出すとキリがありません。

「リスクに備える」ことばかりに気を取られると

いくら保険に加入しても安心できないでしょう。

 

では、どう思考を整理していくかというと

「よりリスクの高いものからカバーしていく」ということです。

 

何もかもに備えようとすることは、ほぼ不可能です。

リスクが高いものから備えていきましょう。

 

地域のハザードマップは必ず確認

 

家の保険である「火災保険」の新規加入や見直しを検討する場合

必ずハザードマップを確認しましょう。

自宅が、どのようなリスクにさらされているのか把握し

それに基づいて、正しく備えることができる火災保険に加入しましょう。

お住まいの地域の都道府県や市町村単位で、ハザードマップは公開されています。

土砂災害警戒区域にかかっていないか、避難場所はどこか、なども

同時に知ることができます。

今一度、確認しておきましょう。

 

車の水災には車両保険が必要

 

中古車の購入では、車両保険を付加しないお客様もいらっしゃいます。

故障や、自損事故でどうにかなったら、

また車を買いなおすので良いです、というお考えのもと

車両保険に加入しないという選択も、私は大いに良いと思います。

 

しかし、車両に関するリスクは故障や自損事故だけではありません。

車両保険は、風水災のリスクにも備えることになります。

 

車両保険に加入していないお車をお持ちの方は

大雨や台風の前には、早めに有料の屋内駐車場に避難させるなど

対策をとっておくと安心です。

 

また、車両保険はさらに「一般条件」と「限定条件」に分かれており

損害保険会社によって、限定条件の範囲が異なります。

一般条件は、すべてのリスクに備えるもので

限定(会社によってはエコノミー型とも言います)では、一般よりも補償範囲が狭く、

その分、保険料を抑えることができる内容です。

 

まずは、車両保険に入っているかどうかの確認

さらに、一般条件か限定条件か、どのリスクならカバーできるのか

この機会に確認しておくと安心です。

 

加入していないと分かった場合、または限定条件を一般に変更したい場合は

加入している損害保険会社にご連絡の上

途中から付加する手続きができますので、ご安心ください。

 

芙蓉宅建FPオフィスのご案内

芙蓉宅建FPオフィスは

保険を売らないファイナンシャルプランナー事務所です。

損害保険に関しても、同様です。

どの保険会社にも所属せず、勧誘や販売を一切行っていないため

本当にお客様に必要な保障、補償をコンサルティングすることができます。

現在加入している内容がよくわからない、という場合も

是非ご相談ください。

証券の読み取りから、補償内容の解説

現在加入している保険では、どんな時に、どれくらい保険金が支払われるのか

その場でお答えすることができます。

 

どうぞお気軽に、おたずねくださいね^^

独立系FP+宅建士のお仕事

f:id:fuyotakkenfpoffice:20210520123015p:plain

こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスのオオノです。

 

今日は、最近よく質問を受ける

私の働き方について簡単に紹介しようと思います。

 

「独立系FPって何するんですか?」

「FPって保険屋さんじゃないんですか?」

「保険売らないで収入あるんですか?」

「FPなのに宅建士の資格って必要ですか?」

「なんでいつも勉強してるんですか?」

 

主に、ここら辺の質問は直接またはSNS上で多い内容です。

 

ご質問を受けるということは

興味をもっていただいているということで

私としては嬉しい限りです。

 

しかし、どなたにご質問されても

私が答えることは一緒なので

どこかのタイミングで記事としてまとめておいて

「ココ見てください~」ってご紹介できれば

お互いにとってメリットしかないな、と考えていました。

 

そして、今日このブログを

全ての解答として代えさせていただこうと思います。

どうぞ最後までお付き合いくださいね。

 

 

独立系FP+宅建士のお仕事

まず、私は国家資格・2級FP技能士と宅地建物取引士(長崎県登録済)の

二つのライセンスを保有し、それを基に仕事をしています。

 

私の金融のキャリアは2010年からスタートしましたので

FPとしては既に今年で12年目に入りました。

内訳として、国内大手生命保険会社で金融営業6年。

2016年に独立系FPとして起業して6年目です。

 

独立系FPとは、どの金融機関にも所属せず

生命保険や資産運用商品の営業、販売をしないFPのことです。

 

つまり、当オフィスをご利用いただいても

FPとして保険の販売は行いません。

同時に宅建士でもありますが

家を売ったり買ったり貸したり借りたり

とにかく一切なにもしません。

 

宅建士は2016年に最初の受験をしたものの

力及ばずでリベンジし続けて

4年目の2019年に、やっと合格。

記念すべき令和元年宅建士となりました。

 

宅建に関しては全くスキルもキャリアもない分、

とにかく努力しかない!と自分をだましながら

起業後のドタバタにも負けず、独学を続け合格。

この4年間の努力は、今の私を強く支えるひとつとなりました。

 

私が独学の際に大変お世話になった

宅建神講師の先生方の書籍はコチラです。

当オフィス宅建塾でもオススメしている参考書です。

 

 

 

Wライセンスの仕事

 このWライセンスを生かし、

ありがたいことに、毎日お仕事が途切れない状態です。

 

私の仕事は、大きく4つにわけることができます。

 

4つの業務内容については、自己紹介ページに掲載してますので

こちらをご参照ください。

 

fuyotakkenfpoffice.hateblo.jp

 

Wライセンスだからできること

独立系FPと宅建士として

私は何も売っていません。

 

では、何で生計を立てているかというと

Wライセンスを生かして

さまざまな形でお客様をサポートすることで報酬を得ています。

 

一つのご相談で2つのスキル発動

 

FPは金融のプロです。

宅建士は不動産のプロでもあり、法律も広く学びます。

 

FPとして相談を受ける中で

不動産に関するお悩みは切っても切り離せません。

 

・住宅購入のご相談

・住宅ローン借り換えのご相談

・家の相続のご相談

 

などなど、独立系FPである私のところへも

当然不動産に関するお金や相続のご相談は多いです。

 

その中で、FP+宅建士というWライセンスは

自然な流れで最大限の力を発揮することができます。

 

例えば、家の相続でのご相談の場合

・遺言・法定相続人など相続全般に関する内容(FPも宅建士も相続は必須科目)

・土地建物の評価や固定資産税に関する内容(FPも宅建士も学びます)

・登記簿の見方について(宅建士における不動産登記法の範囲)

・土地建物以外に被相続人が農地を保有している場合(宅建士における農地法の範囲)

 

ざっと思い浮かぶだけでも、このような範囲からアドバイスを導きます。

 

このほかにも、FPおよび宅建士のスキルは

ほぼすべて関連しています。

 

FPと宅建士は、学習範囲がリンクしている部分も多く

特にコンサルティング業を生業としたいFPの方は

どなたにでも宅建士の取得はおすすめしています。

 

もちろん、FPであれば、宅建士ではなくてもコンサルはできます。

しかし、より広範囲で専門的なアドバイスをするために

よりお客様から選ばれるプロであるために

FP+宅建士のWライセンスは

あった方がよいのではないか、と思います。

 

 なぜいつも勉強しているかということ

 

なぜいつも勉強しているのですか、と聞かれることも多いです。

しかし、当の本人(私)は、まったく苦痛ではなく

形式上「勉強」とはいいますが

勉強しているつもりはありません。

 

毎朝、日経新聞を読むことは、もはやFPとしてのルーティンです。

 

独立系FPという仕事柄

会社組織に所属していない分、自分で知識のアップデートが必要です。

特にFPとしては、税制改正に関する動向や、決定事項の情報取集も必要です。

もっと細かくいうと

日々の株価、為替についても少なくとも知っておく責任があると考えます。

今日のコンサルのお客様に、昨日の株価・為替の話をするのは失礼です。

今日お会いするお客様には、最新の情報提供をしなければいけません。

 

ほとんどの独立系FPは、フィーオンリー(お客様からの報酬のみ)で経営が成り立っています。

少なくとも、当オフィスはフィーオンリーです。

そう考えた場合、お客様に最新で正しい情報を提供するのは

報酬をいただくからには責務であると考えます。

 

金融・不動産・税務・法律・・・

これらのことは、日々刻々と変化し、最新情報は上書きされ続けています。

 

Wライセンスを取得したからといって

すぐに仕事ができるわけではないかもしれません。

 

しかし、このような最新情報の収集を怠らないことは

きっと自身の大きな財産になります。

 

そう信じて、私は毎日「勉強」しています。

これが、なぜ毎日勉強しているのか?ということに対しての解答です。

 

「独立系FP+宅建士を生業にしているからには、勉強が欠かせないから」ということです。

 

私は、FPと宅建士という仕事に誇りを持っています。

必ず役に立つ資格であり

これら二つの資格取得の学習内容は

知っていたら必ず役に立つことばかりです。

 

私が、FPと宅建士の資格取得対策講義に力を入れているのは

そのためです。 

 

というわけで。

なにかと(勝手に)信念に燃えているため

今日のブログは激熱で、暑苦しくてすみませんでした( ´∀` )

それだけ、熱意をもって

【芙蓉宅建FPオフィス】を運営しています♪

 

長くなりましたが

今日もお読みいただき

ありがとうございました(*´ω`)

株主優待、コロナ禍でどう楽しむ?

f:id:fuyotakkenfpoffice:20210519203823p:plain

こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスのオオノです。

 

当オフィスでは、2019年5月から毎月テーマを変えて

「超はじめてのマネー勉強会」と題して

これまで全くお金に関する知識もなかった人でも参加しやすいような

初心者向けお金の勉強会を開催しています。

 

当オフィスは2016年の創業当初から

一貫して【生命保険などの金融商品を勧誘・販売しない独立系FP事務所】として運営しています。

もちろん、勉強会に参加したからといって

何か金融商品などを勧めることは一切ありません。

安心できる学びの時間を提供しています。

 

さて、そのマネー勉強会でも人気の高かった「株主優待」について

今日は取り上げたいと思います。

 

 

 

株式投資株主優待は違う

 

私は、株主優待株式投資は別物だと考えています。

 

株式投資で利益を出す手法は色々ありますが

最もシンプルに言うと「安く買って高く売る」という仕組みで差益を生みます。

安く買うタイミング、高く売るタイミング、

初心者にはなかなか難しいものです。

(もちろん初心者でも出来る株式投資の方法はありますが

 それはまたの機会に・・・)

 

一方、株主優待は「楽しむ」という側面があります。

TV番組で有名になった桐谷さんは、株主優待を楽しむプロです。

株主優待を楽しむ為には、優待を実施している株式を購入し

あとは売却せず保有し続けるだけです。

企業によっては、優待と配当金どちらも発行しているところがあり

投資家は、ただ保有しているだけで良いという事です。

 

 

売るか、売らないか

 

もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが

株式投資株主優待の大きな違いは

「売るか、売らないか」です。

株式投資は、売ることで利益を出します。

株主優待は、売らずに保有することで利益を受け続けることができます。

 

では、投資の初心者はどちらがおすすめかというと

お察しの通り「売らずに保有するだけ」の株主優待を楽しむということです。

 

コロナ禍、どう考える?

 

さて、2020年初頭から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で

世界的に経済が不安定になっているのはご存知の通りです。

 

その影響もあって、2020年は株主優待の廃止や規模縮小が多く行われた1年でした。

 

というのも、株主優待は、企業が株主へのお礼の意味で

自主的に実施しているだけであり

株式会社の全てが優待を発行しなければいけない決まりはありません。

「自主的に実施」という点が、新型コロナウイルスの影響を受けやすかったのではないか、と推測されます。

もちろん、株式会社はその資金調達や企業の安定性をはかるために

株主を大切にしたいという気持ちはあります。

しかし、昨今のような先の見えない不況において

これまで通りの優待を続けることができない企業も多くありました。

 

影響を受けづらい優待選びのポイント

 

収束が見えない新型コロナウイルス感染症ですが

それでも私たちは日々生活をしていかなくてはいけません。

ささやかな株主優待の楽しみぐらい

いろいろ気にせずやってみたいものです。

 

廃止や縮小になりにくい株主優待があれば

やってみたいと思いませんか?

 

FPオオノが考える、

コロナの影響を受けづらい株主優待の選び方は

以下のようなポイントが基準です。

 

  • 自社製品を優待品にしている
  • 送料がかからないオンライン完結の優待品

 

一つ目の、自社製品を優待品にしている、という点ですが

自社の製造ラインでできたものを優待に活用するので、主に配送料程度で済みます。

これは、企業としても、外注で他社製品を送るより経費を抑えることができます。

自社製品を優待にしている企業で多いのは、食品メーカーなどです。

食べ物や飲み物などは、優待品の中でも人気がありますので

株主にとっても嬉しいですね。

 

二つ目の、オンライン完結の優待品は、そもそも送料がまったくかかりません。

たとえば、ある出版社の優待は、その出版社の発行している本の中から

好きな本を電子書籍としてもらうことができるオンラインコードの送付です。

自社製品に加えて、オンライン完結であれば、

これからも継続となる可能性が高いのではないかと推測します。

 

このようなポイントをふまえ

コロナ禍であっても、継続的に楽しむことができる株主優待を楽しんでみませんか。

 

初心者向けの株主優待を楽しむポイントには

他にも紹介したいコツがありますので

また近々こちらのブログで紹介しますね。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました^^