夏のボーナス!どう使う?

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こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスのオオノです。

 

早いもので、6月に突入しました。

 

6月中旬ごろから7月上旬にかけて

夏のボーナスをもらう人も多いのではないでしょうか。

 

今日は、ボーナスの支給状況の公的データも引用しながら

有効な使い道についても紹介していきます。

 

今回は、特に「投資に抵抗がある人」向けに書いています。

 

貯蓄するという点に特化した内容で

投資や運用以外の方法で、安心確実に貯蓄する方法も紹介しています。

 

是非最後までお付き合いください。

 

 

 

公的データに見るボーナス支給状況

厚生労働省「毎月勤労統計調査」のうち「令和2年・夏季賞与の支給状況」によると

民間企業の夏季賞与の平均額は、約38万円でした。

冬のボーナスも同等程度であることが多いため、年間賞与額の平均は約77万円程度であると推測されます。

 

民間企業におけるボーナスの算出基準には、企業の業績が大きく影響します。

 

2020年初頭から現在も継続している、新型コロナウイルス感染感染拡大の影響で

ボーナスの大幅減額や、支給がなかったという人もいます。

 

コロナ禍で使い道に変化が

コロナ後のボーナスの使い道について

興味深いデータがありますので、ご紹介します。

コロナ直後の2020年冬のボーナスの支給額や使い道についてのデータです。

prtimes.jp

このデータによると、コロナ直後の冬のボーナスの使い道として

男女ともに「貯蓄する」という回答が7割程度を占めています。

2位以下を大きく引き離して「貯蓄する」人の割合がほとんどです。

 

冬のボーナス支給後から、現在まで

新型コロナウイルス感染拡大の収束が見えないことから

引き続き、来る夏のボーナスの使い道も

前回と大きな差異はないのではないか、と個人的には推測しています。

 

貯蓄するなら少しでも効果的に

 貯蓄する、とは、銀行口座に置いておく、ということを

イメージする人が多いのではないでしょうか。

 

もちろん、それも正解です。

 

銀行の普通預金口座に預け入れをしておくと

必要な時にいつでも出金でき、使い道が広く、助かります。

 

しかし、それで大丈夫でしょうか?

 

使い道が広く、いつでも引き出せるとすれば

「貯蓄」が「生活費」や「各種支払い」「遊興費」など

知らない間になくなってしまうこともあります。

 

このリスクを回避するために

貯蓄は貯蓄として、工夫して管理することが効果的です。

 

ひと工夫で効果的に貯蓄しよう

ここでは、あくまでも「貯蓄」に関してのおすすめです。

資産運用や投資に抵抗がある人も多いため

今回は、そのような内容のオススメは割愛いたします。

 

※資産運用に抵抗がない方、すでに投資をしている方は、

 少額でもよいので、ボーナスの一部を

 運用の原資に充てることをお勧めします!

 

貯蓄用口座を別に作る

給与やボーナスの振り込みや、日常的な支払いの引き落としに指定している口座に

そのままボーナスを残しておくのは得策ではありません。

貯蓄は貯蓄として、口座を分けましょう。

 

私のおすすめは、あおぞら銀行BANK支店の活用です。

 

あおぞら銀行のうち、インターネット専用口座がBANK支店ですが

全国のゆうちょ銀行ATMにて、無料で入出金が可能です。

さらに、普通預金金利が0.2%という高金利

(現在の普通預金金利は0.001%程度です)

 

このため、ボーナスのように一時的に大きい資金を入金しておくと

0.2%の金利がついて、少し増えます。

さらにゆうちょATMが利用可能なので

使い勝手もよく、万が一の出金時も安心です。

 

www.aozorabank.co.jp

 

定期預金口座で管理する

 

あおぞら銀行BANK支店は、金利も高いですし、使い勝手もよいのですが

つい引き出してしまいそうになる…と考える人もいますよね。

 

では、スタンダードに定期預金口座で

絶対に取り出せない口座にお金を入れてしまうのはどうでしょうか。

 

定期預金金利は、0.01%~0.05%程度で推移しており

ボーナス時期には、各金融機関から優遇金利の案内がある場合もあります。

最新情報をチェックし、自身が安心できる銀行にて

定期預金口座を開設し、一定期間引き出しができない仕組みで

確実に貯める方法を実践してみてはいかがでしょうか。

 

投資に抵抗がある人にはおすすめ

繰り返しになりますが

本記事では「増やして貯める」方法ではなく

投資に抵抗がある方でも「貯蓄する」方法を紹介しています。

 

そのため、金利は参考程度に掲載していますが

「低金利だから定期預金はやめた方が良い」という意見は受け付けません💦

 

運用や投資は、絶対に元本が保証されているという商品はありません。

その点で「自身の資産が減るかもしれない」という運用自体に抵抗がある人がいらっしゃるのは当然です。

 

私は、その気持ちを否定することは絶対にしません。

 

日々金融リテラシー向上のために、知識普及活動をしていますが

さまざまな意見があって当然だと考えます。

 

食べ物の好みがさまざまであるように

お金の使い方もさまざまであってよいのです。

 

本記事では、特に投資活動に抵抗がある人向けで

少しでも確実に貯蓄する方法を紹介しました。

 

もちろん、投資をしている人でも

並行して本記事の内容を取り入れても良いですね。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。