損害保険の確認、バッチリできていますか?

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こんにちは、芙蓉宅建FPオフィスの大野です。

 

今年は全国的に梅雨入りが早く

防災の備えの再確認を急ピッチで行っている人も多いのではないでしょうか。

 

防災の備えの確認と同時に、

家や車など、万が一に備えて加入している損害保険の確認はお済ですか?

 

「ウチは備えているから大丈夫」と思っていても

実は補償範囲の対象外だったということも、よく耳にします。

 

今回は、特に梅雨時期の大雨や、これからやってくる台風への備えについて

確認したいポイントについて紹介していきます。

 

 

 

正しくリスクに備えていますか?

 

損害保険に加入するとき、担当者にお任せになっていませんか?

もちろん、ある程度はお任せする方が安心ですが

せめて、加入している損害保険の内容の説明は

時間をとってきちんと聞くようにしましょう。

わからない部分は、何度も質問しましょう。

 

私は、生命保険や損害保険の販売を一切していません。

そのことから、完全中立で公平な立場で加入している保険を拝見します。

拝見した保険内容について、お客様にいくつか質問をしますが

ほとんどの場合「なぜこれが必要で加入したか覚えていない」という答えが返ってきます。

 

「担当者に良いといわれたから」

「これが最新の内容と言われたから」

「今、一番売れている保険と言われたから」

 

という答えも多いです。

 

しかし、

担当者が良いといっても

いくら最新の内容でも

たとえ今一番売れている保険でも

自身のリスクに正しく備えていなければ意味がありません。

 

このような内容を保険の担当者から言われた場合は

「では、我が家の場合はどうでしょうか?我が家には必要ですか?」

と、質問してみましょう。

この一言があるかないかは

本当に自身のリスクをカバーできるかどうかの分かれ道です。

 

いらない補償や特約は「いらない」

 

そもそもリスクがないのに「念のため」といって補償や特約を増やす必要はありません。

いらないものは、いらないのです。

 

リスクを考え出すとキリがありません。

「リスクに備える」ことばかりに気を取られると

いくら保険に加入しても安心できないでしょう。

 

では、どう思考を整理していくかというと

「よりリスクの高いものからカバーしていく」ということです。

 

何もかもに備えようとすることは、ほぼ不可能です。

リスクが高いものから備えていきましょう。

 

地域のハザードマップは必ず確認

 

家の保険である「火災保険」の新規加入や見直しを検討する場合

必ずハザードマップを確認しましょう。

自宅が、どのようなリスクにさらされているのか把握し

それに基づいて、正しく備えることができる火災保険に加入しましょう。

お住まいの地域の都道府県や市町村単位で、ハザードマップは公開されています。

土砂災害警戒区域にかかっていないか、避難場所はどこか、なども

同時に知ることができます。

今一度、確認しておきましょう。

 

車の水災には車両保険が必要

 

中古車の購入では、車両保険を付加しないお客様もいらっしゃいます。

故障や、自損事故でどうにかなったら、

また車を買いなおすので良いです、というお考えのもと

車両保険に加入しないという選択も、私は大いに良いと思います。

 

しかし、車両に関するリスクは故障や自損事故だけではありません。

車両保険は、風水災のリスクにも備えることになります。

 

車両保険に加入していないお車をお持ちの方は

大雨や台風の前には、早めに有料の屋内駐車場に避難させるなど

対策をとっておくと安心です。

 

また、車両保険はさらに「一般条件」と「限定条件」に分かれており

損害保険会社によって、限定条件の範囲が異なります。

一般条件は、すべてのリスクに備えるもので

限定(会社によってはエコノミー型とも言います)では、一般よりも補償範囲が狭く、

その分、保険料を抑えることができる内容です。

 

まずは、車両保険に入っているかどうかの確認

さらに、一般条件か限定条件か、どのリスクならカバーできるのか

この機会に確認しておくと安心です。

 

加入していないと分かった場合、または限定条件を一般に変更したい場合は

加入している損害保険会社にご連絡の上

途中から付加する手続きができますので、ご安心ください。

 

芙蓉宅建FPオフィスのご案内

芙蓉宅建FPオフィスは

保険を売らないファイナンシャルプランナー事務所です。

損害保険に関しても、同様です。

どの保険会社にも所属せず、勧誘や販売を一切行っていないため

本当にお客様に必要な保障、補償をコンサルティングすることができます。

現在加入している内容がよくわからない、という場合も

是非ご相談ください。

証券の読み取りから、補償内容の解説

現在加入している保険では、どんな時に、どれくらい保険金が支払われるのか

その場でお答えすることができます。

 

どうぞお気軽に、おたずねくださいね^^